腸は平滑筋という筋肉でできています。
平滑筋とは、意志ではコントロールすることができない筋肉で、子宮や胃なども平滑筋で構成されています。
主に自律神経、ホルモンの影響を受けることがわかっています。
腕や足などの筋肉は、横紋筋(おうもんきん)といい、自分の意志で動かすことができます。
便秘薬の中には、大腸の平滑筋の運動を促進させることによって、便秘を解消させるものもあります。
女性の排卵日前後に分泌されるプロゲステロンという黄体ホルモンには、大腸平滑筋の運動を抑制する働きがあるので、排卵日から次の生理までは、便秘になりやすい時期といえます。
平滑筋が衰えたり、蠕動運動が弱まったりすると、便を排出する力がなくなり、内容物を排出するのが困難になります。
意志では動かすことができない平滑筋なので、鍛えるのは難しいのですが、運動によって平滑筋の動きを高めることができます。
平滑筋は、胃や腸、子宮だけでなく、血管も構成しており、様々な臓器の動きに関わっています。
赤ちゃんを出産するときの陣痛も平滑筋の収縮によるもので、赤ちゃんを押し出すための一連の動きを構成しています。
