便秘解消の代表的な食材のこんにゃく。
便のかさを増やしてくれる不溶性の食物繊維がたっぷりのイメージですが、こんにゃくに含まれるグルコマンナン(こんにゃくマンナン)自体は水溶性の食物繊維。
便をやわらかくし、余分な脂肪やコレステロール、有害物質を吸着し、体の外に排出してくれる働きのある食物繊維です。
こんにゃくに含まれる食物繊維は不溶性、水溶性どちらなのでしょうか?
こんにゃくに便秘解消に効果があることは間違いないのですが、こんにゃくの食物繊維について詳しく調べてみました。
水溶性食物繊維から不溶性食物繊維へ変化するグルコマンナン

NHKのためしてガッテンのこんにゃく特集では、こんにゃくが体の中で変化する過程を、内視鏡カプセルを駆使して追跡していました。
さすが!NHKすごすぎです・・・。
水溶性の食物繊維が体内に入ると、ネバネバ・ドロドロに変化して、体内の有害物質を吸着していくのですが、こんにゃくは全く変化せず、そのままの状態で胃や腸をすすんでいきました。
ということは、不溶性食物繊維?
こんにゃくの原材料であるこんにゃく芋に含まれるグルコマンナン(コンニャクマンナン)は水溶性食物繊維なのですが、こんにゃくを製造する過程で不溶性食物繊維に変化してしまうそうです。
そのため、グルコマンナンの効果・効能はこんにゃくには期待できないのですが、不溶性食物繊維として腸内のお掃除をしてくれます。
こんにゃくの栄養
こんにゃくには食物繊維だけでなく、セラミドという美容・アンチエイジングにとって重要な役割を果たす成分が含まれています。
セラミドは皮膚表面に存在し、お肌の水分の80%を保っているといわれる成分で、みずみずしい肌、ハリのある肌、シミ・シワ予防のためには、セラミドをしっかりと保っておくことが大切だといわれています。
セラミドが配合されている化粧品もみかけますが、こんにゃくは体の中からセラミドを増やしてくれます。
コスメやサプリメントで使われているセラミドは、牛の脳を原材料としたものが多いのですが、狂牛病騒動以来、米や小麦、こんにゃくに含まれる植物性のセラミドが注目されています。
こんにゃくには、米や小麦の数倍から十数倍ものセラミドがふくまれています。
便秘解消だけでなく、美肌、アンチエイジングのためにもこんにゃくは食べておいたほうがよさそうです。
ダイエット食材にも利用されるほどこんにゃくはローカロリーなので、食べ過ぎると栄養不足になることもあるそうです。
