蠕動運動は、便を肛門まで運んでくれる腸の動きです。
蠕動運動が弱まると、腸内に便が滞留してしまい、便秘の原因となります。
蠕動運動を弱める原因
女性ホルモンの黄体ホルモンは、腸の蠕動運動を弱めてしまう働きがあるので、黄体ホルモンの分泌が盛んになると、便秘になりやすくなります。
また、筋力が弱まると、筋肉の収縮運動である蠕動運動も弱まってしまうので、便を排出する力がなくなってしまいます。
蠕動運動によって押し出されなかった便は、腸内に停滞し、水分がどんどん奪われてしまい、硬くなった便は、ますます排出が困難となります。
筋肉が少なく、黄体ホルモンが分泌される女性のほうが、男性よりも蠕動運動が弱く、便秘になりやすい傾向があります。
蠕動運動を活発にするコツ
日ごろから運動をしたり腹筋を鍛えることによって筋力をつけることも大切ですが、腸の蠕動運動は、腸内環境が酸性に傾くと活発になることがわかっています。
腸内環境を酸性にするには、善玉菌優位の状態にすることが大切です。
乳酸菌などの善玉菌は、乳酸や酢酸などの有機酸を腸内で作りだし、腸内を酸性にしてくれます。
酸性になった腸は、蠕動運動が活発になるだけでなく、ウィルスや病原菌の感染予防や発がん性物質の抑制にも役立ちます。
また、神経伝達物質のセロトニンも腸の蠕動運動に大きく関わっており、セロトニンが多く分泌されると、腸の蠕動運動が活発になります。
